タイトル:COSEL電源ノイズフィルター2025カタログ

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概要

COSEL株式会社の 電源ノイズ フィルター 2025 カタログです。

電源について7)雷サージ対策入力ラインにはいろいろなサージ電圧が発生しますが、その中でも特に大きいのが雷サージです。フィールドにおける電源の故障は、雷サージによるものが相当分を占めており、その対策は必ず必要です。雷サージの発生には次の3つがあります。直(撃)雷:直接雷が落ちることをいいます。エネルギーが大きすぎて電子機器としての対策はほとんど不可能で、外部に別に避雷設備を設ける必要があります。誘(導)雷:送電線の近傍に落雷した場合、電磁界の急変によって発生するサージ電圧や、雷の先行放電によって、静電的に誘導されるサージ電圧、雷雲の電荷に対し送電線に発生した電荷が、雷の放電によってバランスがくずれ、サージ電圧となって送電線を伝搬するものなどをいいます。逆フラッシュオーバ:送電線のアース線や鉄塔に落雷した場合、大地のインピーダンスがあるため、落雷地点の大地電位が上がり、それがラインを伝わって電子機器の入力に加わるもので、頻繁に発生します。雷◆各サージアブソーバの特長a.放電型サージアブソーバ許容以上のエネルギーが加わったときの安全性が高い素子です。放電開始電圧と放電持続電圧が異なること、および応答速度が遅いため、一瞬高電圧がかかります。b.酸化亜鉛バリスタ、双方向ツエナーダイオード応答速度が早く確実に機器を保護します。許容以上のエネルギーが加わったときはショートモードで破壊します。8)最低出力電流の規制最低出力電流の仕様を持つ電源は既定の電流を流していなければ安定な動作ができません。詳細は個別の取扱説明をご覧ください。9)電源が立上がらない負荷ランプや定電流負荷の場合、フノ字垂下型の過電流保護回路を持っている電源では、出力が立上がらない場合があります。これは負荷に電圧がかかってから、所定の安定点に達するまでの負荷のV-I特性の軌跡が、過電流保護特性の垂下線上で安定してしまうために起きる現象ですので、設計時点でこれら負荷特性を考慮してください。ほとんどの場合、逆L型の過電流保護特性にすれば解決します。グランド電位Vo過電流保護特性立上がり時の負荷のV-I特性図5.6誘雷逆フラッシュオーバ以上の発生原理からも分かるように、雷サージはライン間より、ライン-大地間に、より大きなものが発生します。ライン-大地間はアースの有る機器はサージ電流がアースに流れるように、回路を設計しますが、この場合でも雷サージ電流はスピードが早いので、線路のインダクタンス成分がきいてきますので、アースの無い機器と同様の考えが必要です。アースの無い機器の場合は入力に入ったサージ電圧は、機器の浮遊容量を介して大地へ流れます。この場合、この電流がICなどのサージ電流に弱い素子を経由すると、機器の故障になりますので、シャーシなどを利用してこの電流の経路を作り、弱い素子を経由しないようにすることが必要です。また地域、地形によって雷の大きさや発生頻度が異なりますので、どの程度まで対策するかが判断を要するところです。特に屋外機器の場合、入力電源ケーブルや外部に出るケーブルも考慮の上、対策が必要です。誘雷や逆フラッシュオーバについてはアレスタやサージアブソーバで防止することが出来ます。ACPSACFGここで安定すると出力が立上がらないIoVo過電流特性を負荷特性が交わらないので立上がるIo図5.8過電流保護特性と負荷のV-I特性10)ピーク電流を流す時a.数msec以上流す場合頻繁に繰り返されると、電源の発熱が大きくなり故障に至る場合がありますので、避けてください。過電流保護回路動作電流では電流が不足の場合、マイナーチェンジによってピーク電流に対応できますので、別途ご相談ください。b.数μsecから数msec流す場合出力にコンデンサを追加して流すことができます。出力に追加するコンデンサの容量は次の式で決定してください。シャーシ図5.7雷対策の回路38 32