1. DC電圧入力での動作・考え方
スイッチング電源は、入力された交流(AC)電圧をいったん整流して直流(DC)電圧に変換してから動作するため、基本的にはDC入力でも問題ありません。
ただし、入力電圧の自動切り替え回路を内蔵している電源では、DC入力は原則として使用できません。
また、スイッチング電源では整流回路や昇圧回路(アクティブフィルタ整流回路)によって、入力電圧の波高値に近いDC電圧を生成して動作させています。
この動作特性から、スイッチング電源をDC入力で使用する場合には、入力電圧仕様の定格値に対して√2倍(約1.414倍)のDC電圧を印加する必要があります。
詳細については、電源カタログに記載されているDC電圧入力範囲をご確認ください。
2. DC電圧入力時の注意点
2.1 配線について
電源内部の入力部には全波整流素子が存在するため、DC電圧を入力する場合でも+(プラス)/ -(マイナス)の接続を気にせずに使用できます。
+(プラス)側を入力端子AC(L)、AC(N)のどちらに接続しても動作しますが、下図のようにヒューズを実装しているAC(L)側に接続することをおすすめします。
なお、DC入力でのご使用の際は、電源故障時の保護のため、外付けにDCヒューズを取り付けて下さい。
2.2 ヒューズについて
AC-DC電源内部の入力保護用ヒューズは、AC電圧のヒューズです(一部製品を除く)。そのため、異常時にDC電圧では安全に遮断しない場合がありますので、外付けにDC電圧ヒューズを接続してください。
2.3 安全規格について
当社のAC-DC電源は、安全規格の申請時の定格入力電圧範囲は、「AC100V-AC240V(50/60Hz)」となります(一部製品を除く)。DC入力では安全規格を取得しておりません。従いまして、DC入力時には取得している安全規格が削除となります。ただし、一部の製品で、DC入力でも安全規格を取得しているものがございます。詳細は、各製品個別の取扱説明をご覧ください。







